親子の音楽劇場Vol.2ともともとハヂメのびっくり!音楽会

親子の音楽劇場Vol.2ともともとハヂメのびっくり!音楽会

ガラクタが、のこぎりが!?楽器に大変身!!「ドレミノテレビ」のともともと「シャキーン!」のサキタハヂメがお届けする、聴いて楽しい、見て楽しい音楽会!一般公募の参加者も共演します。

日 時

2014年10月19日(日)
 14:00

会 場

小ホール

出 演

山口とも・サキタハヂメ

料 金

親子券3,000円(おとな・こども各1名のペア)
おとな2,000円/こども1,500円(4歳~中学生)
※4歳未満入場不可

公式サイトURL http://www.terra.dti.ne.jp/~tomoyama/main.html

公益財団法人越谷市施設管理公社


 


♪お子さまのコンサート・デビューはこれで決まり♪
「こどもゴコロ」たっぷりのともとも&サキタハヂメ・ワールド!

“ともとも”が、誰もが見たことのある廃品から楽器を創りだし、“サキタハヂメ”が のこぎり で紡ぎだす、心の琴線に触れる美しい音色!驚いて、笑って、音楽の身近さや楽しさを目いっぱい楽しめる音楽会です!
※一般公募で集まった廃品打楽器ワークショップ参加者がコンサートの一部で共演します。


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サキタハジメ               山口とも

 

プロフィール

 

山口とも(日本廃品打楽器協会会長・打楽器奏者・写真家)

 

つのだ☆ひろのアシスタントとして音楽の世界に入る。1980年「つのだ☆ひろとJAP'S GAP'S」でデビュー。解散後、フリーのパーカッショニストとして中山美穂・今井美樹・平井堅・石井竜也・サーカス、また2012年には狂言師の大倉基誠、2013年には石川さゆりなど数々のアーティストのツアーやレコーディングに参加。
95年の音楽劇「銀河鉄道の夜」をきっかけに廃品から様々なオリジナル楽器を作るようになる。「音楽=音を楽しむこと」をモットーに近年では、様々な年齢層の人が楽しめることを目指し、廃品打楽器を使った独自のパフォーマンスを展開する。また、「廃品をリサイクルして楽器を作る=楽しみながら地球環境を考える」ヒントをも示唆することにつながりエコロジー的見地から見ても、その可能性は幅広い。
一度見たら忘れられない希有なキャラクターが世間から評価を受け、’03年4月からNHK教育テレビで放送された「ドレミノテレビ」では、ううあとともに進行役をつとめ、「ともとも」の愛称で親しまれて人気を博した。
その他テレビ出演も多数。ガラクタに命を吹き込む打楽器奏者。

 

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サキタハヂメ(のこぎり演奏家/作曲家)

 

200年の歴史を持ち、過去にはチャップリンなども映画で使った「のこぎり音楽(ミュージカルソウ)」の美しさに魅せられ、日本のみならず世界のトップに立ち演奏活動を行っている。1991年、東京ののこぎり演奏家 都家歌六氏の演奏に感激、のこぎり音楽を独学で習得する。
音楽活動としてはサキタがギター、新谷キヨシがピアニカを演奏するアコースティックデュオ「はじめにきよし」で1995年に活動を開始。そのユニットの中でのこぎり演奏を始める。「はじめにきよし」は「お気楽鼻唄ミュージック」と称され現在もコンサートや映画・テレビ挿入曲、大手企業のコマーシャルを担当するなど活動を続けている。
2004年頃からサキタは「はじめにきよし」の活動を続けながら、一方でのこぎり演奏家としてもソロ活動を始める。日本初ののこぎり音楽フェスティバルを開催するなどの活動とその音楽性の高さが評価され2005年には大阪市「咲くやこの花賞」大衆芸能部門を受賞する。世界でもその実力は評価され1997年と2004年アメリカ・サンタクルズでのミュージカルソウ・フェスティバル(のこぎり音楽世界大会)で2度優勝をしている。ボードビリアンの演奏する芸としての評価しかされていないミュージカルソウを「ヴァイオリンにも負けない美しい演奏のできる楽器」とするためのサキタの挑戦は、その演奏技術、テクニックを磨くことはもとより、世界初の「のこぎり協奏曲」を自ら作曲、編曲も行うことになる。2008年東京にてロイヤルチェンバーオーケストラ、2009年セントラル愛知交響楽団、大阪シンフォニカー(現・大阪交響楽団)とともに演奏を行う。
ミュージシャンとしての活動を続けるかたわら、作曲家、音楽プロデューサーとしての活動でも評価は高く、NHK教育テレビ「シャキーン!」(毎朝月—金放送)の音楽は2008年の放送以来現在もサキタが担当をしている。河内長野ラブリーホールでのミュージカル「ムーンライトミステリ−」の全曲を作曲、編曲、自らのバンドで指揮・演奏。初めてのジャンルに挑戦した。その後も劇団ひまわり、ジャニーズ音楽事務所などの制作するミュージカル、歌劇、芝居に音楽提供。
日本テレビドラマ&映画「妖怪人間ベム」、日テレ24時間テレビドラマスペシャル「車イスで僕は空を飛ぶ」(2012年8月放送)、NHK-BSプレミアムドラマ「ただいま母さん」(2013年2月放送)の音楽も担当した。
2008年2月アルバム「MUSICAL SAW SONGS “S”」、2011年4月にセカンドアルバム「SAW much in LOVE」を発売。演奏家として、作曲家として日々その成果を着実に世に送り出している。平成23年度文化庁芸術選奨文部科学大臣新人賞(芸術振興部門)受賞。
2014年1月には誰でも知っているクラシックの名曲をのこぎりでカバーしたアルバム「SAW CLASSIC 1」と「SAW CLASSIC 2」を2枚同時発売。4月からNHK総合で9週連続放送される木曜時代劇「銀二貫」と民放各局で半年にわたり放送されるロボットアニメ「M3~ソノ黒キ鋼」の音楽も担当。
2014年後半はニューヨークへ。そこから活動の場を世界に広げようとしている。

 

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山口ともからのメッセージ

 
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みなさんこんにちは、山口ともです。突然ですが、今の世の中は、「使い捨て」「その場限り役に立てばよい」というものがたくさん溢れていますね。

本来、物が持つ価値が破壊されている気がしてなりません。私たちひとりひとりが確かな精神を持って、物を大切にしなければ、不用品は増え続ける一方だと思います。「リサイクル」が叫ばれ、意識が高まっても「楽しんで」しなければ、長続きはしないでしょう。僕が「楽しんで」取り組めることは、『身近にある不要品を利用し、それが持っている音を引き出す』ということでした。この地球上のすべての物には音があります。普段は、楽器として使われていない物たちの音は『雑音』と思われていることが多いです。

しかし、僕のガラクタ音楽会では、それらを『楽器』として加工し、『新たな音』として誕生するのを観客の皆さんと一緒に発見し、音に対する意識を高めていければ、と思っています。壊して再利用するのではなく、その物をいかに楽器にするか。発想次第でどんなモノにでも変身してくれます。これが楽器にかかわらず、皆さんが他の利用方法を発見することに繋がっていけば、こんなにうれしいことはありません。

そしてもう一つ。音楽は勉強して譜面が読めないとしてはいけない、と思われがちですが、私の演奏会では、もっと音楽という物を身近に感じてもらい、自由に音を楽しんでもらうことを目的としています。人は本来みな音楽を楽しむことが出来ます。あえて調律していない私の楽器たちは誰が叩いてもステキな音が奏でられます。どのような順序で叩いても、間違いはないのです。自由な発想で音を楽しんでもらうため、そのままの自分の感性で叩けば音楽になる楽器作りを目指しています。

心に余裕を持ち、心地よい音を聞き分ける耳を持ってほしいと願っています。音を楽しむのが音楽、器の音を楽しむのが楽器、それを楽しむのが人間。僕はそんなことを思いながらガラクタ音楽会を開催しております。

 

のこぎり音楽とは???

 

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椅子に座り片刃の西洋のこぎり(SAW)を足で挟み、ギザギザのない方をバイオリンの弓で擦る奏法とマレットで叩くのが一般的な奏方である「のこぎり音楽」。その心の琴線に触れる音色のあまりの美しさゆえに「MUSICAL SAW 」「SINGING SAW」などと呼ばれています。18世紀、西洋の大工が木で叩いて音を出したのが発祥とされる、のこぎり音楽も今や世界中の演奏家に受け継がれており、子どものみならず多くの大人もファンになっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

プログラム

シャキーン!の木
道化師のギャロップ
月の光
一人楽園
ドレもゴミの歌

ほか


(曲目・曲順等は変更となる場合がございます)

 
♪音楽好き集まれ〜!!♪
廃品打楽器ワークショップについて
一般公募の参加者がワークショップの後、コンサートの一部で山口とも・サキタハヂメと共演します。
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親子の音楽劇場は一般的な子ども対象のクラシック鑑賞・育成事業と違い、ワークショップを通して音楽の原点を感じ取り、音楽がより身近なものとなることを願いスタートしました。
身近にある楽器やものを使って音づくりを楽しみ、アーティストと一緒にステージで演奏するという目標を設定することによって、日常では得られない興奮や感動を味わい、次なる音楽表現へのステップアップへ繋げてみませんか?
 
8月9日(土)9:00よりワークショップ受付開始!
くわしくはコチラをご覧ください。
みなさまのご参加お待ちしています!