No.345 サンシティ名画劇場    「リンカーン」

No.345  サンシティ名画劇場    「リンカーン」

スピルバーグ監督が描く衝撃的感動作。見果てぬ“夢”〈自由〉に隠されたドラマに全世界が感涙!!

日 時

2013年8月30日(金) ・ 31日(土)
 10:00/14:00/18:30

本編時間

2時間30分

会 場

小ホール

出 演

料 金

1,000円
割引券持参800円

公式サイトURL http://www.foxmovies.jp/lincoln-movie/


本年度アカデミー賞
 
〈主演男優賞・美術賞〉受賞!
 
 
スピルバーグ監督が今こそ伝えたかった
最も愛された大統領が〈世界を変えた28日間〉の物語

アメリカ映画界を代表する巨匠スティーブン・スピルバーグは、伝説化されたリンカーンの実像に迫る作品の製作を12年に渡って温め続け、魂の震えるような 感動をもたらす、サスペンスにみちたドラマを構築した。ピュリッツァー賞作家ドリス・カーンズ・グッドウィンの同名ノンフィクションをもとに『ミュンヘ ン』のトニー・クシュナーが手がけた脚本を得て、最期に至るドラマチックな4か月間を映像にくっきりと紡ぎだす。
人が自由であるための道を拓く法律、米国憲法修正第十三条を議会で通過させて、悲惨な南北戦争という内戦をどのようなかたちで終結させるか―若者を死地に 送る痛みに苛まれながらも、人間の自由を確立しなければならない。心で葛藤を繰り返しながら、ふたつの命題を実現するために、リンカーンは知恵と勇気、不 屈の闘志を駆使する。リンカーンの理想を貫くためにさまざまな策も厭わない現実主義者的な一面、これまであまり伝えられなかった妻や子供との葛藤などが、ぐいぐいと惹きこむようなスピルバーグの語り口で浮き彫りにされていく。そこには自らの信念にしたがって、孤立や誤解を恐れずに戦いぬいたひとりの男のドラマが香り立つ。感動的な人間ドラマであると同時に、汲めど尽きせぬ面白さに彩られた、スピルバーグの傑作がここに誕生した!

 

 

 
「自由」のため失われる“多くの命”に心を痛める大統領は
息子を戦場に送らなければならない父でもあった。
一人の人間として世界を変えた決断とは・・・
 
Story
1865年1月、エイブラハム・リンカーン(ダニエル・デイ=ルイス)が大統領に再選されて、2カ月が経っていた。
国を二分した南北戦争は、大勢は大統領が率いる北軍に傾いていたが、リンカーンにはすぐさま戦争を終結させるつもりはなかった。奴隷制度に永遠の別れを告げるため、たとえ多くの死者が出ても合衆国憲法修正第十三条を下院議会で批准する前に戦争を止めるわけにいかなかった。
妻のメアリー・トッド(サリー・フィールズ)は南部出身で、夫とは口論が絶えず必ずしも、良好な関係とはいえなかったが、心の底で夫を信じていた。
リンカーンは国務長官ウィリアム・スワード(デヴィッド・ストラザーン)を介して、議会工作を進めるべく指示する。同じ共和党の保守派プレストン・ブレア (ハル・ホルブルック)を使って党の票をまとめても、成立させるためには20票、足りなかった。リンカーンはあらゆる策を弄するように命じ、ロビイストを駆使して、敵対する民主党議員の切り崩しにかかる。
その動きを冷ややかににみつめていたのは、奴隷解放急進派のタデウス・スティーブンス(トミー・リー・ジョーンズ)だった。彼はリンカーンがどこかで妥協するのではないかと考えていた。
リンカーンにとってホッとできるのは末息子のタッドと過ごすひと時だけだった。長男のロバート(ジョゼフ・ゴードン=レヴィット)とは話す時間もなくぎくしゃくしていたが、ロバートは正義感で母の強硬な反対を押し切って、北軍に入隊してしまった。リンカーンはただ見守るしかなかった。
南北戦争の和平交渉が早く進む事態となって、リンカーンは1月25日、下院議会に合衆国憲法修正第十三条に提出する。思惑と工作が蠢くなか、果たして多数 派工作は成功したのか。ひとり静かにホワイトハウスで結果を待つリンカーンだったが、その後に過酷な運命が待ち受けているとは予想もしていなかった―。
 
 
◆監督/スティーブン・スピルバーグ
 
◆脚本/トニー・クシュナー
 
◆出演/ダニエル・デイ=ルイス、トミー・リー・ジョーンズ、サリー・フィールド、ほか
 
 
※当日割引券(チラシ)またはこのページをプリントアウトし、ご持参の方は200円引き
 (モバイル画面の提示でも割引いたします)
※割引券1枚につき、5名様まで割引いたします。(2013.8月の名画劇場のみ有効)
※満席の場合はご入場をお断りする場合があります。