No.349 サンシティ名画劇場「少年H」

No.349  サンシティ名画劇場「少年H」

いま、あなたに伝えたい。戦争を生き抜いた「名もなき家族」の愛と真実の物語。

日 時

2013年12月20日(金) ・ 21日(土)
 10:00/14:00/18:30

本編時間

2時間02分

会 場

小ホール

出 演

料 金

1,000円
割引券持参800円

公式サイトURL http://www.shonen-h.com/

公益財団法人越谷市施設管理公社


 
累計340万部を誇る国民的ベストセラーが、
最高のスタッフ・キャストによって、遂に映画化!!
 
「すべてを失ったあの夏、我が家の未来が始まった」
 
1997年に妹尾河童初の自伝的長編小説として刊行され、ユーモアあふれる文体と魅力的なエピソードが、世代を超え、時を超え、読者の心を掴み、国民的ベストセラーになった「少年H」がついに映画化を果たしました。
昭和初期の激動を描く古沢良太の脚本と降旗康男の演出は、美しい異国情緒あふれる神戸の街が戦争で荒廃していく中、少年H一家が時流に流されることなく、強くたくましく生き抜く姿を描き出します。
そして「少年H」の父と母を演じるのは、水谷豊と伊藤蘭。実際の夫婦でもある二人が“夫婦役”を演じるという奇跡の共演が実現します。

 

 
激動の昭和初期。異国情緒あふれる神戸を舞台に
「戦争」という激流の渦に巻き込まれながらも、
勇気、信念、愛情をもって生き抜いた「名もなき家族」の真実の物語。
 
Story
昭和初期・神戸。洋服の仕立屋を営み、柔軟な考えを持ち、家族を温かく見守る父親・盛夫。大きな愛で家族を包む母親・敏子。そんな二人のもと、好奇心旺盛に育つHこと肇。そして妹の好子。幸せに暮らしていた4人だったが・・・。H一家の周りでも、近所のうどん屋の兄ちゃんが、政治犯として警察に逮捕されたり、召集令状がきたオトコ姉ちゃんが入隊せずに脱走して、憲兵に追われるなど、徐々に不穏な空気が漂うようになっていく。
やがて戦争がはじまり、軍事統制も厳しさを増し、自由な発言をしずらい時代の中、盛夫は周囲に翻弄されることなく、「おかしい」「なんでや?」と聞くHに、しっかりと現実を見ることを教え育てる。
中学校に入ったHを待っていたのは、軍事教練ばかりが続く毎日だった。盛夫は消防署に勤めるようになり、敏子は隣組の班長に、そして好子は田舎に疎開することになるなど、戦況が不利になるにつれ、それぞれの日常が激変してゆく。
ついに神戸も大空襲に襲われ、終戦を迎えたとき、街は見渡す限り焼け野原になっていた。その中で、神戸も日本も新しく生まれ変わろうとする。
そして、Hの一家も、小さいが確かな一歩を踏み出していく。
 
 
◆監督/降旗康男
 
◆原作/妹尾河童「少年H」(講談社文庫刊)
 
◆出演/水谷豊、伊藤蘭、吉岡竜輝、花田優里音、小栗旬、早乙女太一、原田泰造、
            佐々木蔵之介、國村隼、岸部一徳、ほか
 
 
※当日割引券(チラシ)またはこのページをプリントアウトし、ご持参の方は200円引き
 (モバイル画面の提示でも割引いたします)
※割引券1枚につき、5名様まで割引いたします。(2013.12月の名画劇場のみ有効)
※満席の場合はご入場をお断りする場合があります。