【公演レポート】東京シティ・フィルのドラゴンクエスト 「ドラゴンクエスト」Ⅰ〜Ⅲベストセレクション
日 時 |
2021年11月7日(日)
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会 場 |
大ホール |
出 演 |
海老原 光(指揮とお話)、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団(管弦楽) |
2021年11月7日(日)に「東京シティ・フィルのドラゴンクエスト」公演があり、今年はシリーズ作品「ドラゴンクエストⅠ〜Ⅲ」をベストセレクション形式にてお贈りしました。
今回は新型コロナウイルス感染症の拡大防止対策【サーマルカメラによる検温・手指消毒等】を行いながら、客席収容率100%にて実施し、完売御礼での公演でした。
ドラゴンクエストではおなじみの交響組曲 序曲から始まり、ゲーム内の物語をなぞって行くようにプログラムも編成され、セレクション形式ということもあり、メドレーに近い状態でテンポよくお客様もオーケストラの演奏で冒険しているかのように感じたかと思います。
曲間での海老原マエストロ達のトークでは、「ドラゴンクエストⅠ〜Ⅲ」関する印象的な事柄等の話をされていた海老原マエストロのドラクエ愛を感じたり、吉田博士は、この曲ではこの曲のこの部分が別の曲にこう応用しているという話を実演つきで話されていて、会場の皆様も頷いたり、驚きの声もいただくなど共感していたかと思います。ちなみに担当として、ゲームでの印象について、Ⅰでは、竜王の城でロトの剣をゲットしないで「竜王」に挑んで何度も撃沈した覚えが(笑)、Ⅱでは序盤のサマルトリアの王子と入れ違いになったりしたことや、ムーンブルクの王女が犬になってることに気づかなかったり、最後のダンジョンにおける、「シドー」がベホマを使ってきたときの衝撃に、そしてⅢでもラストダンジョンにおける「ゾーマ」との熱い戦いや海老原マエストロもおっしゃっていましたが、隠しダンジョンでの「しんりゅう」を倒した時の報酬選択に印象が残っています。
アンコール曲は、
交響組曲「ドラゴンクエスト」より【 フィナーレ】
をお贈りしました。
「ドラゴンクエスト」の曲は、各シリーズで始まり方や使用楽器等様々な違いがあり、他の曲でもシリーズ毎での音楽で冒険するかのように物語が進んでいくように感じることができます。
初めてのお客様も楽しめる公演ですので、また公演がございましたら、ぜひお越しいただけたらと思います。
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