No.375 サンシティ名画劇場「愛を積むひと」

No.375 サンシティ名画劇場「愛を積むひと」

夫婦愛、親子愛、そして血のつながりを超えた縁─。北海道の四季とともに描く珠玉の愛の物語。

日 時

2016年2月26日(金) ・ 27日(土)
 10:00/14:00/18:30

本編時間

2時間5分

会 場

大ホール

出 演

料 金

1,000円
割引券持参800円

公式サイトURL http://ai-tsumu.jp

公益財団法人越谷市施設管理公社


「日本で最も美しい村」北海道・美瑛を舞台に、
夫婦とそこに集う人々を優しく映し出す感動作!
 
2004年に出版され、翻訳本としては異例のロングセラーを続けている、エドワード・ムーニー・Jr.著の「石を積むひと」。夫婦や親子の関係、そして周りにいる人々との交流を静かに愛おしく描いた本書が、舞台をアメリカから日本に移し、新しい物語として映画化されました。
主人公の篤史を演じるのは日本を代表する俳優、佐藤浩市。篤史の妻・良子役には7年ぶりの待望の映画出演となる樋口可南子。二人の一人娘・聡子役に北川景子のほか、野村周平、杉咲花、吉田羊、そして柄本明と、ベテランから躍進目覚ましい若手まで、豪華なキャスティングが実現しました。
監督は『釣りバカ日誌』シリーズ、『武士の献立』でメガホンをとった、人間ドラマの巧みな演出で定評のある朝原雄三。
撮影は「日本で最も美しい村」連合第1号に認定された北海道美瑛町にオープンセットを建てて1年にわたり敢行、色鮮やかな丘陵や日本百名山のひとつでもある十勝岳など、大自然の四季の移ろいとともに、そこに住む人々のドラマを映し出します。また、チャールズ・チャップリン作曲の永遠の名曲「スマイル」が劇中歌として、作品の世界を彩ります。
大切な人を失った時に、人はどのように立ち直り、一歩前に進んでいくのか。妻からの手紙に導かれるように、登場人物それぞれが新たな人生を歩み始める。
丁寧に重ねていく日々に、やがて見えてくる希望ーー清々しい余韻とあたたかな涙を届ける感動作が誕生しました。
 
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亡き妻から届いた手紙。それが彼を新たな人生へと導いていく──。
 
STORY
第二の人生を大自然に包まれた美しい土地で豊かに過ごそうと、
東京下町の工場をたたみ、北海道に移り住むことにした夫婦、篤史と良子。
以前に外国人が住んでいたという瀟洒な家を手にいれ、良子は野菜やガーデン作り、家の内装のアレンジなどささやかながらも豊かな生活を満喫していた。
一方、仕事人間から仕事がなくなった途端、毎日手持ち無沙汰で暇を持て余す篤史。見かねた良子は、長年の憧れでもあった家の周りの石塀作りを篤史に頼む。
そんなある日、良子が入院することに。以前から患っていた心臓の病が悪化していたのだ。
心配させまいと夫に病状を言わず、一時退院し、明るく振る舞う良子。そんな良子に、「いつしか自分だけのネックレスになれば」と、結婚以来毎年贈り続けていた一粒の真珠を、篤史は今年も誕生日にプレゼントする。笑顔で受け取る良子を見つめながら、幸せな時が続くことを願う篤史。
しかし、その願いは叶わなかった。突然訪れた良子の最期。
悲しみにくれる篤史のもとに、ある日、良子からの手紙が届いた。驚く篤史。自分の死期を悟った良子が、篤史のこれからを案じ、たくさんの手紙を、二人の家に隠していたのだった。手紙に書かれた良子の想いに触れ、閉ざされた心が溶け周りの人の人生に関わっていく篤史。
自ら犯した過ちから立ち直ろうと、石塀作りを手伝いに来る青年・徹や、その恋人・紗英との交流、頑固だが愛情深い紗英の義父・熊二との友情。
篤史が良子を思いながら一つ一つ積み上げた石に、それぞれの人間ドラマが重なっていくーー。そして、ある出来事がきっかけで長年疎遠になっていた娘・聡子と再会し・・・・・・。
 
 
◆監督/朝原雄三
 
◆原作/エドワード・ムーニー・Jr「石を積むひと」(小学館文庫刊)
 
◆出演/佐藤浩市、樋口可南子、北川景子、野村周平、杉咲 花、吉田 羊、柄本 明、 ほ
 
※当日割引券(チラシ)またはこのページをプリントアウトし、ご持参の方は200円引き。
 (モバイル画面の提示でも割引いたします)
※割引券1枚につき、5名様まで割引いたします。(2016.2月の名画劇場のみ有効)
※満席の場合はご入場をお断りする場合があります。