パフォーマンス・プロジェクト ダンス講座『発表会』

パフォーマンス・プロジェクト ダンス講座『発表会』

日 時

2018年8月5日(日)
15:00

会 場

小ホール

出 演

小学校3年生〜中学校1年生までの18名の参加者

 

 

P1290379.jpg

8月5日、小ホールにおいて「パフォーマンス・プロジェクト『ダンス講座』〜みんなでステージを創ろう!〜」の発表会が開催されました。

 この事業は、プロと市民によるオリジナル・パフォーマンスの創作と発表を目的とするもので、今年度で3年目を迎えました。講師(プロジェクト・リーダー)を務めるのは、コンテンポラリーダンス界で活躍するダンサーで振付家の藤田善宏さん(コンドルズ/CAT-A-TAC)と、今年からアシスタントとして参加した越谷市在住のダンサー・関口奈々さんです。

 今回は、越谷市内外より一般公募で集まった小学校3年生から中学校1年生の18名が10回の講座に参加してその成果を発表しました。テーマは「冒険」。夏休みのある日、18人の仲間が行き先不明の冒険旅行に出発し、日常にはない様々な体験をとおして仲間との絆を深めていくストーリーです。発表会で披露された約45分間のステージは、ストーリーの細かな部分に子どもたちからのアイディアが盛り込まれており、随所で披露しましたソロやグループでのダンスシーンは、子どもたちによるオリジナル・ダンスです。今回、全員で踊るシーンが多いのも、「一人はみんなのために、みんなは一人のために、力を合わせて楽しく創るシーンを多くしたかった」と講師の藤田先生も言っていました。全員がほぼ出ずっぱりで踊りきり、演じきった約45分間は、カーテンコールで満面の笑顔で客席に手をふる18名の姿がとても印象的でした。また、藤田先生のダンス・ワークショップに参加し、今回のステージをサポートしたいと手をあげてくださった7名の参加者が大人チームとして特別参加しました。本番中に客席から登場し、そのまま森の木々に扮して、そこを子どもたちが通り抜けるなどの仕掛けもユニークでした。

P1290103.jpg

発表会に足を運んでくださった来場者の方からも、「友人が参加していたので初めて観覧しました。子どもたちひとり一人がすごく活き活きしていて、私たちも嬉しい気持ちになりました。表現することが難しい年齢、時代のなかで、ひとり一人がパフォーマンスを通じて素敵な機会にめぐり合えたのですね」「昨年よりも、かなりレベルアップしていたと思います。作品、物語、ダンス、どれをとっても面白く、楽しく観ることができました」「昨年よりも複雑になり、ひと目でレベルアップしたことが分かりました」「来年ぜったいに入ります。本当に面白かったです」などの感想が数多く寄せられ、これからのパフォーマンス・プロジェクトに活かしていきます。

 

 

 

※ページ内写真は発表会時の一部です。

 

 

 

P1290149.jpg P1290336.jpg

P1290529.jpg