【公演レポート】西本智実＆イルミナートフィルハーモニーオーケストラ 公開リハーサル：サンシティホール

　９月２８日、大ホールにおいて、世界的女性指揮者  西本智実による公演『西本智実＆イルミナート フィルハーモニーオーケストラ演奏会』が開催され、同日、そのリハーサルをチケット購入者約５５０名、および市内の特別支援学級の児童生徒と引率の保護者や教員約２５０名を対象に公開いたしました。

　この企画は、チケット購入者へのサービス向上の他、地域の子どもたちに本物の舞台芸術を体験してもらうことを目的としたもので、西本智実さん、オーケストラの賛同により実現したものです。約50分間の公開リハーサルでは、本公演で演奏する「ドヴォルザーク作曲の交響曲第９番『新世界より』」が披露され、来場された皆さんは演奏の素晴らしさはもちろんのこと、演奏を止めて出される指揮者からの指示や、同じパートを繰り返し練習する風景など、普段は観ることのできない光景を楽しみ、真剣に聴き入っていました。また、リハーサル終了後にはコンサートマスター（レオニード・グルチン／チェロ）とソリスト（グレブ・ニキティン／ヴァイオリン）によるウエルカム・ミニ・コンサートや、西本智実さんご本人によるトークショーも実施されました。

　19:00に開演した本公演でも、約1,000名の聴衆が生のオーケストラ演奏を楽しまれました。

【来場者の声】
 

＊リハーサルの様子など初めて見ました。その後の演奏をより楽しく
聴くことができました。（60代女性）

＊リハーサルを見せていただいたり、ミニコンサートや西本さん
ご自身のトークがあったりと、貴重な経験をさせていただきました。（60代女性）

＊公開リハーサルは音楽作りにとても興味がわき、西本さんのトークも聴けて楽し
かったったです。公演での演奏も指揮振りも素晴らしく感動しました。（40代女性）

＊公開リハーサルでは、本番前のカジュアルなスタイルの演奏者が見られて
良かったです。トークも楽しかったです。（60代男性）

＊西本さんの公演は、今までフリートークやリハーサルが見られなかったので
良かったです。（60代女性）

【本公演での演奏曲目】
 

W.A.モーツアルト：歌劇「魔笛」序曲
 

W.A.モーツアルト：フリーメイソンのための葬送音楽 ハ短調 K.477
 

I.F.ストラヴィンスキー：プルチネルラ
 

〜休憩〜
 

A.L.ドヴォルザーク：交響曲第9番 ホ短調 作品95 B.178「新世界より」

 

【アンコール】
 

A.L.ドヴォルザーク：スラブ円舞曲第1番