小・中学生のための芸術鑑賞プログラム【公演レポート】
日 時 |
2012年12月22日(土)
|
会 場 |
大ホール |
出 演 |
ヴァイオリン/高嶋ちさ子12人のヴァイオリニスト ピアノ/近藤亜紀 |
「クラシックをより身近に」をテーマに様々な活動を続けているヴァイオリニスト高嶋ちさ子と、高嶋ちさ子が2006年に立ち上げたヴァイオリン・アンサンブル「12人のヴァイオリニスト」による市内在住、在学の小・中学生と保護者を対象とした特別公演を実施しました。
この特別公演は、次代を担う子どもたちに本物の舞台芸術を体験してもらうことを目的に実施している『小・中学生のための芸術鑑賞プログラム』で、これまで「ベルリン交響楽団のリハーサル公開」、「ウイーン室内合奏団特別公演」を開催し、今回はシリーズ3回目となりました。
公演内容は、誰もが耳にしたことのあるクラシックの名曲の演奏の他、12人のヴァイオリニスト全員がステージと客席通路に広がり、パッヘルベルの『カノン』を演奏するという幻想的な演出や、ヴァイオリンの様々な演奏法を紹介するコーナーなど盛り沢山のプログラムで、会場からは思わずため息がもれ、大きな拍手が響いていました。また、高嶋ちさ子さんをはじめ、出演者のユーモラスなトークによる笑いのあるクラシックコンサートに、参加した子どもたちもおおいに楽しんだ約70分間でした。
公演後は来場者より、「初めてクラシックコンサートを聴いたけど楽しかった」、「大満足です。子どもにとってクラシックが身近になりました」、「ヴァイオリンの演奏方法を紹介くださり、習っている娘の練習意欲が高まったようです。大変楽しく、勉強になりました」などの感想も寄せられました。また、終演後には出演者がロビーで見送りを行い、約1,000人の小・中学生と保護者にとって本物の音楽とアーティストに触れ合えた貴重なクリスマスのプレゼントとなりました。
ツイート