市原愛ソプラノ・リサイタル

市原愛ソプラノ・リサイタル

ドイツの多くの劇場で専属ソロ歌手として活躍した市原愛。本場ドイツで学び、得意とするドイツ歌曲や日本歌曲、オペラアリアといった多彩なプログラムをお届けします。

日 時

2015年10月24日(土)
 14:00

会 場

小ホール

出 演

市原愛(ソプラノ)・河原忠之(ピアノ)・岡部真一郎(構成・お話)

料 金

全席指定 一般3,300円・学生1,650円
※未就学児童のご入場はできません。
※休憩時にコーヒー・紅茶等をサービスいたします。

公式サイトURL http://www.aiichihara.com/

公益財団法人越谷市施設管理公社


 


素敵な音楽とともに過ごすひととき・・・

第157回サンシティクラシック・ティータイムコンサート

 

【プログラム】

 

武満徹:翼、うたうだけ、死んだ男の残したものは、小さな空
 
R.シュトラウス:4つの最後の歌
 
------休憩------
 
ヘンデル:「リナルド」より 私を泣かせて下さい
 
モーツァルト:「フィガロの結婚」より 恋とはどんなものかしら
 
プッチーニ:「ジャンニ・スキッキ」より 私のお父さん
 
プッチーニ:「つばめ」より ドレッタの夢
 
レハール:「メリー・ウィドウ」より ヴィリアの歌
 
レハール:「ジュデッタ」より 唇に熱い口づけを
 

※曲目および曲順は変更となる場合がございます。

 

 

【プロフィール】

 

《市原 愛/Ai Ichihara》

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東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。 明治安田クオリティオブライフ文化財団の海外音楽研修生、文化庁芸術家在外研修員としてミュンヘン国立音楽大学大学院を修了。 ミュンヘンのプリンツレゲンテン劇場、バイロイトの辺境伯歌劇場、バーデン州立歌劇場のヘンデル音楽祭に、オペラ「アラリーコ」のプラチディア役で出演。 2007年2月アウグスブルクのゲッギンゲン・クアハウス劇場におけるオペレッタ「こうもり」のアデーレ役では、その歌唱と演技に満場の客席から大喝采がよせられた。同年9月ハンブルガー・カメラータの定期演奏会ではハイドン「アルミーダ」のタイトルロールに抜擢され、“ソプラノ界の新星”と絶賛された。08/09シーズンは、アウグスブルク歌劇場の専属ソロ歌手として契約。オッフェンバック「天国と地獄」オイリディケ役ほか、年間約70公演に出演。国内では、小澤征爾、クリスティアン・アルミンク、ハンス=マルティン・シュナイト、ヘルムート・ヴィンシャーマンなどの指揮者のもと、読売日本交響楽団、東京都交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、神奈川フィルハーモニー管弦楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団、大阪フィルハーモニー交響楽団、広島交響楽団等と共演。これまでに 第52回全日本学生音楽コンクール第1位、第1回マルチェッロ・ヴィオッティ記念国際声楽コンクール2007 第2位および聴衆賞など多数受賞。現在ヨーロッパと日本を中心に、リサイタルやオペラ、コンサートのほか、宗教曲のソリストとして活躍している。2013年12月のトリノ王立歌劇場日本公演ではヴェルディ「仮面舞踏会」でオスカル役に、2015年2月~4月には錦織健プロデュース・オペラVol.6「後宮からの逃走(モーツァルト)」の全国ツアーでブロンデ役に起用され、その歌唱力と演技で聴衆を魅了した。

 

オフィシャル・ホームページ http://www.aiichihara.com/

 

 

 

《河原 忠之/Tadayuki Kawahara》
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日本を代表する歌手や器楽奏者が、その共演者に挙って指名する人気ピアニスト。国内外の第一線で活躍中の「太メン」男声オペラ歌手4人とのユニット、IL DEVUのメンバー。

国立音楽大学卒業。同大学大学院修了。1991年にイタリアに渡り、故アルド・プロッティ氏のもとオペラ伴奏ピアニストを務め数々の演奏会に出演、またマリア・カルボーネ女史のもとでは伝統的なイタリア・オペラの表現、発声法・ディクション等も取得。帰国後はサイトウキネンフェスティバル等でコレペティトゥールとして活躍するなど年間ステージは100を超え、その幅広い音色、繊細な音楽表現には定評があります。

指揮者としては、フンパーディンク「ヘンゼルとグレーテル」、いずみホール・オペラ「オルフェオとエウリディーチェ」(第9回三菱UFJ信託音楽賞 奨励賞受賞)、プッチーニ「ラ・ボエーム」、モーツァルト「コジ・ファン・トゥッテ」、ヴェルディ「シモン・ボッカネグラ」「リゴレット」、いずみホール・オペラ、モーツァルト「フィガロの結婚」(2014年度大阪文化祭賞優秀賞受賞)などを指揮。2015年は10月に紀尾井ホールでペルゴレージ「オリンピーアデ」、11月にはいずみホールでモーツァルト「魔笛」が予定されている。

ひとりの作曲家の歌曲の広く豊かな音の世界を声で染め上げる「歌霊」シリーズは2015年3月で7回目を迎えた。

国立音楽大学及び大学院准教授,新国立劇場オペラ研修所音楽主任講師

オペラ・カンパニーGruppo Kappa Opera主宰。

 

 

《岡部 真一郎》
音楽学者・評論家。明治学院大学教授。
専攻は音楽学、特に20世紀音楽および同時代音楽。大学で教鞭を執るとともに、新聞や音楽専門誌で評論活動を展開。またテレビ・ラジオの解説やキャスターも務める。