白石加代子女優生活50周年記念公演 笑った分だけ、怖くなるvol.2
白石加代子と佐野史郎という強力なタッグなくしては実現し得なかったこの企画。笑い、スリルがあり、最後にはまさに「笑った分だけ、怖くなる」。
日 時 |
2017年11月11日(土)
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会 場 |
小ホール |
出 演 |
白石加代子 佐野史郎 |
料 金 |
全席指定 4,000円 |
●公益財団法人越谷市施設管理公社
白石加代子と佐野史郎という強力な出演者を得てのパフォーマンス・リーディング。
2年の歳月を経て、待望の第2弾が堂々上演決定です。
笑いがあり、スリルがあり、最後にはまさに「笑った分だけ、怖くなる」。
2015年4月にvol.1を上演。第一ラウンド東野圭吾「超税金対策殺人事件」、第二ラウンド小池真理子「妻の女友達」。小野寺修二の演出により二人が動き、動き、動く。これは朗読劇?ドラマリーディング?客席がうねりにうねり、笑いに笑い、そしてえもいわれぬ恐怖。読書中の脳内がそのまま舞台に飛び出し、五感で小説を体感させてくれました。
vol.2ではこの2作を...
第一ラウンド
筒井康隆 作 乗越駅の刑罰
(新潮文庫刊『懲戒の部屋』より)
小説家の入江は七年ぶりの里帰りで乗越駅へと降り立った。改札が無人だったため、切符を出さずに出ようとすると駅員に呼び止められる。入江の弁解を一切認めないどころか言葉尻を捉えて無銭乗車と執拗に責め立てる。そこに別の駅員がやってきて何やら得体のしれない鍋を作り始める。グラグラと煮え立ったその鍋の中には、なんと子猫が入っていて・・・。筒井康隆独特のブラックユーモアが満載の戦慄の一編。
第二ラウンド
井上荒野 作 ベーコン
(集英社文庫刊)
母は家族を捨てて、ある日突然家をでた。その母が死んだという知らせが届く。葬式で母の恋人と初めて対面した私は、男の視線に突き動かされ、男の元に通いつめる。彼が作ったベーコンを食べた時に強い衝撃に襲われ禁断の愛の味を知るのだった・・・。白石加代子と佐野史郎で紡ぐ禁断の愛とは。
白石加代子 佐野史郎
上演台本=「乗越駅の刑罰」笹部博司 「ベーコン」佐野史郎
演出=小野寺修二
出演=白石加代子 佐野史郎
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