【公演レポート】上原彩子ピアノ・リサイタル

【公演レポート】上原彩子ピアノ・リサイタル

日 時

2014年1月11日(土)
14:00

会 場

小ホール

出 演

上原彩子(ピアノ)、岡部真一郎(構成・お話)

 

【公演を終えて】

 2014年1月11日(土)、第12回チャイコフスキー国際コンクール ピアノ部門において、女性としてまた、日本人として史上初めて第一位を獲得したピアニスト・上原彩子さんのリサイタルを開催しました。
 内容は、オール・ラフマニノフのプログラムで、彼の初期の小品や編曲作品のほか、変奏曲やソナタといった大規模な作品までを披露しました。また、岡部真一郎氏とのインタビューコーナーでは、「1日の練習時間」「好きな作曲家」のほか、子どもから「手が痛くならない練習方法はありますか」などの質問がありました。
 
 

お客様の声

ラフマニノフに、より親近感を持つことができました。繊細で軽快、重厚にして透き通る音の響きが圧倒的でブリリアントな音のシャワーが幸福な気持ちにさせてくれました。
世界的コンクールを優勝している上原彩子さんの生演奏を初めて聴けて感動しました。最高に幸せです。
明るく豊かな響きでラフマニノフの絢爛豪華な世界を堪能しました。上原さんの演奏を初めて聴きましたが、1曲目の最初から好きなピアニストだと思いました。大変な熱演をありがとうございます。
 
 
【プログラム】

【前半】

ラフマニノフ:「幻想的小品集」Op,3より第3番“メロディー”
ラフマニノフ:「サロン小品集」Op.10より第2番“ワルツ”
ラフマニノフ:「幻想的小品集」Op.3より第1番“エレジー”
ラフマニノフ:「幻想的小品集」Op,3より第4番“道化師”
バッハ=ラフマニノフ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番 
           ホ長調BWV1006より
            プレリュード
            ガボット
            ジーグ
ラフマニノフ:コレルリの主題による変奏曲op.42
 

【後半】

ラフマニノフ:幻想的小品集Op.3より第2番 前奏曲「鐘」
ラフマニノフ:ライラックOp.21-5
クライスラー=ラフマニノフ:愛の悲しみ
クライスラー=ラフマニノフ:愛の喜び
ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ 第2番 変ロ短調Op.36
 
〜アンコール〜
 ラフマニノフ=アール・ワイルド:ここは素晴らしい場所
 ラフマニノフ:プレリュードOp.23-2