【公演レポート】堤 剛 チェロ・リサイタル
日 時 |
2012年12月1日(土)
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会 場 |
小ホール |
出 演 |
堤 剛(チェロ)、須関裕子(ピアノ)、岡部真一郎(構成・お話) |
【公演を終えて】
2012年12月1日(土)、名実とも日本を代表するチェリスト“堤剛”さんのリサイタルを開催しました。
前半は、ハイドンやベートーヴェンの作品の他にバッハ「無伴奏チェロ組曲」を演奏。後半は、日本の作曲界で現在活躍している 一柳慧氏 の「コズミック・ハーモニー」やシューマン「アダージョとアレグロ」などを演奏しました。
また、岡部真一郎氏 (本企画・構成)とのインタビューコーナーでは、「1日の練習時間・内容」「チェロを始めたきっかけ」の他に、「好きな食べ物」「お身体で気を付けていること」などの質問がございました。
【お客様の声】
チェロがこんなに心に身体に染み込むインパクトのある音色とは思いませんでした。静かなものと思っていましたので、堤先生ならではの最高の音色だったからだと感動しました。須関さんのピアノも素晴らしく、若いので将来が楽しみです。
線
チェロを弾いていることもあるので、一流のプロの演奏はしびれました。特に一柳慧氏の作品は、普段聴けない邦人の現代曲なので、積極的に紹介してくださって、ありがとうございます。
線
堤さんのソロの演奏は素晴らしいものでした。ダンディでいらして、その生き方に学ぶものがたくさんあります。また、ピアノの須関さんが大変お若いにもかかわらず、伴奏だけでも聴きごたえがあり素晴らしかったです。
【プログラム】
【前半】
ハイドン(ピアティゴルスキー編曲): ディヴェルティメント ニ長調
ベートーヴェン: モーツァルトの《魔笛》の“娘か女か”の主題による12の変奏曲 ヘ長調
バッハ: 無伴奏チェロ組曲 第1番 ト長調 BWV 1007
【後半】
一柳 慧: コズミック・ハーモニー
カザルス: パストラーレ
シューマン: アダージョとアレグロ 作品70
モーツァルト(フォイアーマン編曲): アンダンテ
カサド: 愛の言葉
~アンコール~
ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女
ウェーバー:アダージョとロンド
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