サンシティおしゃべりコンサートVol.3「宮本文昭の名曲ぶらり散歩」

サンシティおしゃべりコンサートVol.3「宮本文昭の名曲ぶらり散歩」

オーボエ奏者、指揮者として幅広い音楽活動を繰り広げてきた宮本文昭。得意のおしゃべりを披露しながら、日本を代表するチェリスト・長谷川陽子とともにクラシックの名曲をぶらりと散歩するようにご案内します。

日 時

2015年10月18日(日)
 15:00

会 場

小ホール

出 演

宮本文昭(ナビゲーター)/長谷川陽子(チェロ)/坪井夏美(ヴァイオリン)/務川慧悟(ピアノ)

料 金

全席指定 一般3,500円・学生1,750円
※未就学児童のご入場はできません。

公式サイトURL http://miyamotofumiaki.com/

チケット発売日:7/5(日)AM10:00※発売初日は電話予約のみ

公益財団法人越谷市施設管理公社


 

サンシティおしゃべりコンサート

サンシティおしゃべりコンサートは敷居が高いと思われがちなクラシック音楽について、
出演者のトークや解説などを交えながら、普段クラシック音楽に触れることが
少ない初心者の方でも気軽に楽しんでいただけるコンサートシリーズです。

 

Vol.3 「宮本文昭の名曲ぶらり散歩」

 

宮本文昭(C)有田周平.jpg

 

プロフィール

宮本文昭 Fumiaki Miyamoto(ナビゲーター)
 

宮本文昭の魅力は、その音楽性の高さと音楽に対するアプローチの多彩さにある。
東京に生まれ、18才でドイツにオーボエで留学してから、エッセン・フィルハーモニー交響楽団、フランクフルト放送交響楽団(現hr交響楽団)、ケルンWDR交響楽団首席オーボエ奏者を次々と歴任しドイツでの生活は32年に及び、その間に日本人のオーボエ奏者として第一人者の地位を築いてきた。
その活動の場は、クラシック音楽にとどまらず、ジャズ、ポップス、和楽器、中国楽器、ガムラン、異文化のアーティスト達とのコラボレーションにも積極的に取り組み、J-CLASICのさきがけとして、新しい試みに20年以上にわたり挑戦してきた。
2000年より活動の本拠地をドイツから日本に移し、サイトウ・キネン・オーケストラ、水戸室内管弦楽団の首席オーボエ奏者、小澤征爾音楽塾の主要メンバーとして活動し、JTホールのプランナーをつとめるなど音楽プロデューサーとしての手腕もふるう。
自らの生き方を自ら選択する「男の美学」を貫き、2007年3月末をもってオーボエ奏者としての40年の演奏活動にピリオドを打つことを決め話題を集めた。ファイナル・コンサートでは、東京文化会館大ホールの各公演が超満員となり、チケット完売したあともチケットにプレミアが付き、伝説のコンサートとして「男の花道」完結させた。
その後、指揮者として精力的に活動を始め、2012年4月からは東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団の初代音楽監督に就任し,2015年3月に任期を満了した。
2007年には、自らプロデュースする“オーケストラMAP'S”も旗揚げし、コンサートマスター矢部達哉のもと荘厳華麗で質実剛健な宮本文昭の音楽の世界を構築している。
ミュージックバード「宮本文昭の音楽・雑学・人生楽」で毎週日曜日にラジオのパーソナリティをつとめ、著作は、「オーボエとの時間(とき)」(時事通信社)、「疾風怒涛のクラシック案内」(アスキー新書)、「宮本文昭の名曲斬り込み隊」(五月書房)などがある。
現在は、東京音楽大学器楽科オーボエ専攻教授として後進の指導に後進の指導にも取り組み教育者としても高い評価を得ている。

 

長谷川陽子 Yoko Hasegawa(チェロ)

hasegawa.jpg

日本を代表するチェロ奏者の一人。デビュー25周年を経て第一線で活躍している。
1987年音楽之友社主催「フレッシュ・アーティスト・シリーズ」にてリサイタル・デビュー。1988年小林研一郎指揮、日本フィルとの共演で協奏曲デビューした。その後、フィンランドのシベリウス・アカデミーに留学し、1992年首席で卒業後帰国。
これまで、国内外の主要オーケストラと共演を重ね、S.オラモ/NHK響、Z.マーカル指揮/プラハ響等にソリストとして迎えられている。全国各地でのリサイタルのほか、「金子みすゞ 詩の世界」「セロ弾きのゴーシュ」等、朗読との共演など、企画コンサートへの出演も数多く、その活動は多岐にわたる。また、TV・ラジオの出演も多く、最近ではNHK大河ドラマ「平清盛」の番組最後に紹介している「清盛紀行」の音楽を2012年4~6月まで担当。話題を呼んだ。
録音はビクターエンタテインメントより20枚以上のCDをリリースしている。最新CDは、これまでの録音から本人が厳選したベスト盤「チェリッシモ」(2枚組)を発売、好評を博している。2012年秋には、デビュー25周年記念の新譜をリリースの予定。
霧島国際音楽祭賞、ロストロポーヴィチ国際チェロ・コンクール特別賞、新日鉄フレッシュ・アーティスト賞、第9回齋藤秀雄メモリアル基金賞等、受賞多数。後進の指導にもあたり、現在、桐朋学園大学音楽学部准教授を務めている。
ホームページ http://yoko-hasegawa.com/

 

 
 

坪井夏美 Natsumi Tsuboi(ヴァイオリン)

tsuboi.jpg1993年米国ニューヨーク生まれ。東京芸術大学付属音楽高等学校を経て、東京芸術大学4年在学中。第12回東京音楽コンクール 弦楽部門第1位及び聴衆賞を受賞。第81回日本音楽コンクール 第3位受賞。IMA奨励賞受賞。ミュージックアカデミーin みやざき2012~2014にて優秀賞を受賞、宮崎国際音楽祭「新星たちのコンサート」に出演、2014年からはオーケストラメンバーとして参加。これまでに、読売日本交響楽団、日本センチュリー交響楽団等と共演。第44回江副記念財団奨学生。2015年度(公財) ロームミュージックファンデーション奨学生。東京藝術大学学内にて安宅賞を受賞。これまでに、橋本璋子、Lydia Mordkovitch、Mateja Marinkovic、清水涼子、神谷美千子、Pierre Amoyal、漆原朝子、原田幸一郎の各氏に師事。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

務川慧悟 Keigo Mukawa(ピアノ)

mukawa.jpg

1993年生まれ。東京藝術大学を経て、現在、パリ国立高等音楽院に在学中。2012年第81回日本音楽コンクール第1位。2014年東京藝大学内において、アリアドネ・ムジカ賞受賞。第3回秋吉台音楽コンクール室内楽部門第1位。2015年第25回エピナル国際ピアノコンクール(フランス)第2位。これまでに、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、セントラル愛知交響楽団、神奈川フィルハーモニー管弦楽団、ロレーヌ国立管弦楽団、等数多くのオーケストラと共演。2015年度公益財団法人ロームミュージックファンデーション奨学生。現在、フランク・ブラレイ、上田晴子、テオドール・パラスキヴェスコ、青柳晋、横山幸雄の各氏に師事。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

プログラム(予定)

エルガー:愛の挨拶

サン=サーンス:白鳥

メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲 第一番より第一楽章

ラヴェル:ボレロ(ピアノ・トリオ版) ほか


☆出演者による質問コーナーもございます。お楽しみに!☆

 

※やむを得ない事情により、出演者・曲目・曲順等が変更となる場合がございます。
あらかじめご了承ください。