ティータイムコンサート 坂本朱 メゾ・ソプラノ・リサイタル

ティータイムコンサート 坂本朱 メゾ・ソプラノ・リサイタル

深みのある芳醇な声、自在な表現力と圧倒的な存在感!日本を代表するメゾ・ソプラノ

日 時

2012年1月14日(土)
 14:00

会 場

小ホール

出 演

坂本朱(メゾ・ソプラノ)、石川桃子(ピアノ)、岡部真一郎(構成・お話)

料 金

一般3,300円
学生1,650円
※未就学児は入場できません


 

イタリアと日本を拠点に活動を行い、国内外の数々のコンクールで優勝!

豊かな表現力と圧倒的な存在感で聴衆を魅了する歌声のご期待ください。


 出演者プロフィール 

 

◆メゾ・ソプラノ:坂本 朱 (Akemi Sakamoto)

 

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 東京藝術大学卒業。同大学院オペラ科修士課程修了。伊原直子、高橋大海、アンジェロ・ロフォレーゼの各氏に師事。

 大学院在学中、関西日伊コンコルソ入選、第6回飯塚新人音楽コンクールにて大賞及び文部大臣奨励賞受賞。1989年イタリア政府給費留学生としてジュゼッペ・ヴェルディ音楽院にて学ぶ。91年トーティ・ダル・モンテ国際声楽コンクール、ベッリーニ国際音楽コンクール優勝。92年フランシスコ・ヴィーニャス国際歌唱コンクール第3位入賞、国際ベルヴェデーレ・オペラ・オペレッタコンクール入選。93年にはバッティアートのミサ曲のソリストとしてイタリア各地の主要な教会にて演奏し、アッシジ、聖フランシスコ教会でのコンサートは全国にテレビ放映された。以後、「ナブッコ」のフェネーナ、「セヴィリアの理髪師」のロジーナ、「カルメン」のタイトルロール等に次々と抜擢され、豊かな表現力と圧倒的な存在感で喝采を浴びた。95年プラシド・ドミンゴ国際オペラコンクール「オペラリア」入選、96年第24回ジロー・オペラ賞新人賞、翌年には第25回ジロー・オペラ賞を連続受賞。同年秋のサイトウ・キネン・フェスティバルでは、オペラ「ティレジアスの乳房」に唯一の日本人ソリストとして参加し注目を集めた。その後、三枝成彰「忠臣蔵」の大石主税役、新国立劇場開場記念公演「建・TAKERU」の倭姫役で出演し、その存在感を強く印象づけ、99年の新国立劇場「カルメン」タイトルロールでは、ひときわ輝きを見せた。

 オーケストラとの共演も数多く、アシュケナージ/EUユースオーケストラと「マーラー:交響曲第2番」(08年8月)、ロジェストヴェンスキー/読売日響と「長崎」《日本初演》(09年11月)など数々のオーケストラと共演を重ね、好評を博している。

 またオペラへの出演も意欲的で、新国立劇場では「アンドレア・シェニエ」ベルシ役(05年11月)、「運命の力」プレツィオジッラ役(06年3月)、「黒船」姐さん役(08年2月)、「鹿鳴館」大徳寺侯爵夫人季子役(10年6月)、など、多数の作品に出演している。

また、2010年秋にはギターの福田進一氏と武満ソングス全21曲を収録した「Liberté」をリリース。これを記念したリサイタル公演を行った。

 イタリアと日本を拠点に、各地で数多くのコンサートに出演。教会音楽へも幅を広げ、多くの教会でパイプ・オルガンとのコンサートを行っている。日本を代表する実力派メゾソプラノとして、活躍を続けている。

 

◆ピアノ:石川桃子 (Momoko Ishikawa)

 

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 桐朋学園大学演奏学科ピアノ専攻卒業。1998年 ヤングアーチストコンクールピアノソロ部門金賞受賞 同コンクール受賞者コンサートに出演2002年 本ピアノコンクールソロ部門特級金賞受賞第77回横浜市新人演奏会出演その後、ベルギー、ポーランドにてセミナーを受講し、修了コンサートに出演。

 2008、2009年 文化庁芸術家派遣事業の講師を務め、小学校で演奏会を行う。横浜開港150周年記念コンサートにマリンバとのデュオで参加。フィナーレイベントで招待を受け再演。

 2010、2011年、音楽祭「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」のサロンコンサートに出演。「大和・生と死を考える会」17,18周年記念講演会で朗読劇の音楽作曲・演奏を担当

 2011年、母校清泉女学院中学高等学校にてチャリティーコンサートを開催。ニコニコ生放送とU-STREAM公式番組【Let' go Japan♯5 〜東日本大震災チャリティーライブ】出演し、坂本 朱と共演。

 池本純子、パトリック・ジグマノフスキー、ダイアン・アンデルセンの各氏に師事。現在、アンサンブル及びソロ活動をする傍ら、合唱団の伴奏ピアニスト、作曲活動を行っている。

 

 プログラム 

 

 

團伊玖磨:花の街

加藤和彦:悲しくてやりきれない

中村八代:遠くへ行きたい

ドリーゴ:「4つの愛のマドリガル」より

      “何で洗いましょう”

      “貴女に死ぬ想い”

      “どこから愛はやってくるの?”

      “母さん、ポプラの林へ行ってきた”

パーセル:オペラ「ディドとエネアス」より

      “私が土の中に横たわるとき”

グノー: オペラ「ファウスト」より“花の歌”

武満徹:うたうだけ

    ○と△の歌

    死んだ男の残したものは

    ぽつねん

    昨日のしみ   他

 

*曲目は変更となる場合がございますので、予めご了承ください。