No.418 サンシティ名画劇場「ビール・ストリートの恋人たち」

No.418 サンシティ名画劇場「ビール・ストリートの恋人たち」

愛よりも、もっと深い“運命”で結ばれた恋人たちのラブ・ストーリー。どんなに困難な状況にあっても、愛を諦めない恋人たちの普遍的なラブ・ストーリーであり人種や社会階層に対する差別の問題が大きく浮上する現代に必要なメッセージに満ちた抵抗の物語。そのメッセージは、愛と希望に満ちあふれている—。

日 時

2019年9月20日(金) ・ 21日(土)
 10:00/14:00/18:30

本編時間

1時間59分

会 場

小ホール

出 演

料 金

1,000円
割引券持参800円

公式サイトURL https://longride.jp/bealestreet/

公益財団法人越谷市施設管理公社


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前作『ムーンライト』で、『ラ・ラ・ランド』を抑え第89回アカデミー賞作品賞に輝いたバリー・ジェンキンス監督の最新作は、彼がずっと映画化を夢見ていたジェイムズ・ボールドウィン原作、1970年代ニューヨークに生きる若きカップルの愛の物語。昨年のトロント国際映画祭でお披露目されると観客の熱狂的な支持を得て観客賞次点1位、ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞脚色賞、助演女優賞を受賞、アメリカ映画協会賞作品トップ10他、数々の映画賞を席巻。第76回ゴールデン・グローブ賞で助演女優賞を受賞。そして第91回アカデミー賞では、脚色、助演女優、作曲賞の3部門にノミネートされ、レジーナ・キングが見事、助演女優賞受賞を果たした。

 

 

 

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黒人作家としてアメリカ文学に金字塔を打ち立て、キング牧師らと共に公民権運動の旗手としても活躍したジェームズ・ボールドウィン。彼が70年代に書いた「ビール・ストリートの恋人たち(早川書房刊)」映画化にあたり『ムーンライト』と同じプランBが製作に名を連ね、同作でアカデミー賞にノミネートされた撮影、音楽のチームが再び集結し、この上なく官能的な映像美とロマンティックな世界を作り上げた。本作は、原作者の意思を受け継いだ、どんなに困難な状況にあっても、愛を諦めない恋人たちの普遍的なラブ・ストーリーであり、人種や社会階層に対する差別の問題が大きく浮上する現代に必要なメッセージに満ちた抵抗の物語である。そのメッセージは、愛と希望に満ち溢れている。

 

 

 

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無実の罪で投獄された恋人のために身重な体で懸命に闘うヒロイン、ティッシュ役に新鋭キキ・レイン。ティッシュの恋人ティファニー役に『栄光のランナー/1963ベルリン』で注目を集めたシュテファン・ジェームス。娘のティッシュを支える優しくも力強い母親シャロンには、2015年ドラマ・シリーズ「アメリカン・クライム」でエミー賞助演女優賞に輝いたレジーナ・キング。この役で見事、第91回アカデミー賞助演女優賞に輝いた。実力派の黒人キャストたちに加え、ドラマ「ナルコス」のペドロ・パスカル、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』のディエゴ・ルナ、『グランド・イリュージョン』のデイヴ・フランコが出演するなど、脇を固めるアンサンブル・キャストも見逃せない。

 

 

 

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「赤ちゃんできたの」・・・。1970年代のニューヨーク。ティッシュは19歳。恋人のファニーは22歳。幼い頃から共に育ち、自然と愛を育み、運命の相手を互いに見出した二人にとって、それは素晴らしい報告のはずだった。しかし、ファニーは無実の罪で留置所にいる。彼はティッシュの言葉を面会室のガラス越しに聞いた。小さな諍いで白人警官の怒りを買った彼は強姦罪で逮捕され、有罪となれば刑務所で恥辱に満ちた日々を送るしかない。二人の愛を守るために家族と友人たちはファニーを助け出そうと奔走するが、そこには様々な困難が待ち受けていた・・・。魂を試されるようなこの試練を乗り越え、恋人たちは互いの腕の中に帰ることが出来るのだろうか。

 

 

 

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監督・脚本/バリー・ジェンキンス

 

原作/ジェイムズ・ボールドウィン『ビール・ストリートの恋人たち』

 

出演/キキ・レイン、ステファン・ジェームス、レジーナ・キング、コールマン・ドミンゴ、テヨナ・パリス、ブライアン・タイリー・ヘンリー 他

 

 

 

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