No.396 サンシティ名画劇場「海辺のリア」
今や見る影もないかつてのスターと、そこに深く関わる者たちの感情が強くぶつかり、揺れ動く。人間の「純粋さ」と「邪悪さ」が絡まり合う複雑な関係を描く人間ドラマ。
日 時 |
29年11月17日(金)
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18日(土)
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本編時間 |
1時間45分 |
会 場 |
小ホール |
出 演 |
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料 金 |
1,000円 |
●公式サイトURL http://www.umibenolear.com
●公益財団法人越谷市施設管理公社
STORY
桑原兆吉(仲代達矢)は、舞台、映画にと、役者としての半世紀以上のキャリアを積み、更に俳優養成所を主宰する大スターだった。芝居を愛し続けた、かつてのスターも、今や認知症の疑いがあり、長女・由紀子(原田美枝子)とその夫であり、兆吉の弟子だった行男(阿部寛)。そして、由紀子と愛人関係にある謎の運転手(小林薫)に裏切られ、高級老人ホームへと送り込まれる。遺書を書かされた挙句にだ。しかし、ある日、兆吉はその施設を脱走する。なにかに導かれるように、あてもなく海辺を歩き続ける。シルクのパジャマ姿にコートを羽織り、スーツケースを引きずって—。兆吉は彷徨い歩くなかで、妻とは別の女に産ませた娘、伸子(黒木華)と突然の再開を果たす。兆吉には、私生児を産んだ伸子を許せず、家から追い出した過去があった。伸子に「リア王」の最愛の娘・コーディーリアの幻影を見た兆吉。兆吉の身にも「リア王」の狂気が乗り移る。かつての記憶が溢れ出したとき、兆吉の人生最後の輝きが宿る—。
脚本・監督/小林政広
出演/仲代達矢、黒木華、原田美枝子、小林薫、阿部寛 他
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