No.378 サンシティ名画劇場「ボーイ・ソプラノ ただひとつの歌声」

No.378 サンシティ名画劇場「ボーイ・ソプラノ ただひとつの歌声」

ひとりぼっちの少年が、“歌”と人生の“師”に出会った時、運命が変わる。

日 時

2016年5月27日(金) ・ 28日(土)
 10:00/14:00/18:30

本編時間

1時間43分

会 場

小ホール

出 演

料 金

1,000円
割引券持参800円

公式サイトURL http://boysoprano.asmik-ace.co.jp

公益財団法人越谷市施設管理公社


トロント国際映画祭正式出品 ドバイ国際映画祭正式出品 
バリャドリッド国際映画祭最優秀作品賞ノミネート
他国際映画祭へ多数正式出品
 
 
「ボーイ・ソプラノ」、それは少年から大人になるまでの
わずかな間だけしか出せない“奇跡の歌声”
 
少年が大人へと成長する、そのわずか数年の間だけ輝ける声、ボーイ・ソプラノ。その一瞬に少年たちは青春を捧げ、寝食を共にする仲間たちと音楽に打ち込んでいく。
トロント国際映画祭GALA部門を始め、世界各国の映画祭でも上映され、絶賛と称賛の嵐! 世界有数の少年合唱団を舞台に、ひとりぼっちの少年が厳しい指導者との出会いによって成長し、限られた時間の中で自分の運命を切り開いていく愛に溢れた物語が、爽やかな感動と共にいよいよ幕を開ける。
 
 
彼が教えてくれたのは、今この瞬間、自分の才能を信じること──
 
複雑な家庭環境に育ち、トラブルばかり起こしていた少年ステットだが、実はたぐいまれな美声の持ち主だった。そんな彼に飛び込む名門少年合唱団への入学。そこで少年たちの育成を任されているのは、厳しい指導で知られているカーヴェル。彼は若いころに才能を否定され、指導者の道に入った過去があり、才能がありながらも無駄にしているステットに対して、厳しく接する。楽譜も読めず同級生たちからのいじめに遭いながら、カーヴェルの導きにより、次第に“歌う”事に魅了されていくステット。そんな時、由緒正しいコンサートでソロを歌うチャンスが与えられる――。
歌うごとに“歌”への情熱を膨らませていくステットの強い思いが、彼自身の人生だけでなく、周りの人々の心まで変えていく。だが、ボーイ・ソプラノで歌えるのは、少年が声変わりしてしまうまでほんの少しの間だけ。まさに神に許された、奇跡のような瞬間である。ステットは、今この瞬間にしかない自分の才能を最大限に生かす大切さを学んでいく。そんなステットを厳しくも愛を持って見守るカーヴェルら大人たち。本作は、音楽を通して成長する少年を瑞々しく描いた、愛と感動の物語である。
 
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アカデミー賞2度受賞のダスティン・ホフマンを始めとした名優たちと新星の競演!
 
ステットを厳しくも愛情豊かに育てるカーヴェルには、アカデミー賞®2度受賞に輝く名優、ダスティン・ホフマン。厳しさの中にも優しさを滲ませ、情感豊かに熱演。ステットにはオーディションで選ばれ、本作が初の長編出演となる新星ギャレット・ウェアリング。悩み苦しみながらも成長していく姿を繊細に、時に大胆に演じきる。
その他、アカデミー賞®受賞のキャシー・ベイツ、デブラ・ウィンガー、ジョシュ・ルーカスといったベテランから、大人気TVドラマ「glee/グリー」でも知られるケヴィン・マクヘイルなどが脇を固める。 監督にはアカデミー賞®受賞作『レッド・バイオリン』で知られるフランソワ・ジラール。脚本は『ミッション:8ミニッツ』のベン・リプリー。
 
 
           まさに鳥肌もの!珠玉の合唱曲の数々!
 
劇中に登場するのは、ワーグナー、ヘンデルといった偉大な作曲家たちによる名曲の数々。NYの舞台で披露される曲は「♪ハレルヤ」でおなじみの「メサイア」。その他、聖歌などから日本の童謡「ほたるこい」も歌われている。荘厳な教会や大聖堂と様々な場所で歌われる、数々の楽曲が、映画をさらに盛り上げる。
エンディング曲は、大人気シンガー、ジョシュ・グローバンが映画の舞台となったアメリカ少年合唱団と共に歌う「The Mystery of Your Gift」。映画の余韻と共に感動を後押しする。
 
 
愛を知らなかった少年が知った、歌う喜び。
今、夢の舞台の幕が上がる!
 
STORY
12歳のステット(ギャレット・ウェアリング)は、学校でトラブルばかり起こす問題児。生活に追われ酒に溺れる母親と、2人で暮らしている。
 
ステットが通う学校の校長スティール(デブラ・ウィンガー)は彼の歌の才能を見抜き、国立少年合唱団のオーディションを受けるように勧めるが、ステットは未来への希望を見いだすことが出来ず、心を閉ざしている。そんな折、突然の事故で母親が亡くなり、初めて会った父親(ジョシュ・ルーカス)からも面倒をみることを拒否されたステットは、著名だが厳格なカーヴェル(ダスティン・ホフマン)が指導する全米一の国立少年合唱団の付属学校に転校することに。
 
厳しい規律、クラスメイトのいじめ、初めて触れる音楽の難しさを前に、新しい生活に馴染まないままのステット。ベテラン教師のカーヴェルは、自身が過去に才能を否定されたこともあり、才能に恵まれながらも逃げてばかりの彼を認めようとしない。一方、次第にその閉塞感や鬱屈した感情がステットを奮い立たせ、ステットは歌の世界に引き込まれていく。楽譜を読むところからスタートしたステットはみるみる上達、そして、歌うことの素晴らしさや楽しさに気が付いていく。
 
あるとき、若手教員ウーリー(ケヴィン・マクヘイル)の後押しでツアー隊のオーディションを受けることになったステットは、教師たちの前で奇跡の歌声を披露する。彼の類まれなる才能を誰もが認めた瞬間だった。晴れてツアーのメンバーになったステットは、学校を代表して海外公演に参加する。ステットの歌への情熱に心を動かされたカーヴェルは、病気で倒れたリードシンガーのデヴォン(ジョー・ウエスト)の代わりにステットを指名する。極度の緊張とトラブルに見舞われながらも、ステットは素晴らしい歌声を披露し、コンサートは大成功。評判は瞬く間に広まり、開校以来最大の晴れ舞台、ニューヨーク・リバーサイド劇場でのコンサートの話が舞い込む。 だが、合唱団の花形としてのプライドを傷つけられたデヴォンの、ステットへの嫌がらせは激しくなっていく。ついに母親を侮辱されたステットは暴力事件を起こし、退学処分を宣告されてしまう。歌うことを諦めたくないステットは、退学の撤回を嘆願するが―。
 
 
◆監督/フラン・ソワ・ジラール
 
◆脚本/ベン・ヘプリー
 
◆出演/ダスティン・ホフマン、ギャレット・ウェアリング、キャシー・ベイツ、
    デブラ・ウィンガー、ジョシュ・ルーカス、エディ・イザード、 ほ
 
※当日割引券(チラシ)またはこのページをプリントアウトし、ご持参の方は200円引き。
 (モバイル画面の提示でも割引いたします)
※割引券1枚につき、5名様まで割引いたします。(2016.5月の名画劇場のみ有効)
※満席の場合はご入場をお断りする場合があります。