No.367 サンシティ名画劇場「君が生きた証」
息子が遺した奇蹟の音楽──。運命に導かれるように父親はギターを手にした。
日 時 |
2015年6月26日(金)
・
27日(土)
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本編時間 |
1時間45分 |
会 場 |
小ホール |
出 演 |
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料 金 |
1,000円 |
●公式サイトURL http://rudderless-movie.com
●公益財団法人越谷市施設管理公社
銃乱射事件で愛する息子を失った父親
彼の遺した音楽を奏でるときだけが唯一、息子を感じる瞬間だった─
たとえ、それが決して許されない事だとしても
突然の銃乱射事件で息子を亡くし、息子が遺した楽曲を歌い継ごうとする父親。そしてその歌に魅了されたミュージシャン志望の青年。
音楽を通じて巡り合った、親子ほど年の離れた男2人の再生と成長を描いたヒューマンドラマが誕生した。
本作で監督デビューを飾ったのは『ファーゴ』や『マグノリア』での味のある存在感で知られる名優ウィリアム・H・メイシー。長年撮影現場で生きてきた経験と演技からもにじみ出るペーソスとユーモアを活かし、良質な人間ドラマと音楽を見事に融合させてみせた。ストレートな感動だけでなく、衝撃的な“秘密”を持った秀逸な脚本をメイシーと書き上げたのは、インディーズ界の注目の新進コンビ、ジェフ・ロビンソンとケイシー・トウェンター。主演は『ビッグ・フィッシュ』のビリー・クラダップ。彼のギターの腕前は『あの頃、ペニー・レインと』で披露しているが、本作でもクエンティン役のアントン・イェルチンと共に吹替えなしで歌とギターを担当。その他『スプリング・ブレイカーズ』のセレーナ・ゴメス、『トランスアメリカ』でオスカー候補になりメイシーの妻でもあるフェリシティ・ハフマンが脇を固める。音楽を奏でる喜びに包まれる演奏シーンの数々、そしてすべての人に語りかけるようなクラダップの歌声に、誰もが魅了されずにはいられない。
俺は息子のことを どれだけ知っていただろうか─
STORY
やり手の広告宣伝マンのサムは大きな契約をまとめ、祝杯をあげようと大学生の息子ジョシュを強引に呼び出した。
ところがテレビに映し出されたのはジョシュが通う大学で起きた銃乱射事件の速報ニュース。ジュシュは帰らぬ人になってしまったのだ。
その2年後。会社を辞めてからは荒んだボート暮らしを送るサムを、別れた妻が訪ねてくる。
「あの子の音楽好きはあなた譲りだから」と渡されたのは、生前にジョシュが書き留めていた自作曲の歌詞とデモCD。
曲を聴いたサムは、ジョシュが何を思い、何を感じて暮らしていたのかをまったく知らなかった自分に気づく。
ジョシュが遺したギターでジョシュの曲を爪弾くようになり、場末のライブバーの飛び入りステージに参加する。
酔客の喧噪の中、サムの演奏に魅了されたのはロック青年のクエンティンだった。
「あの曲はもっと多くの人に聴かせるべきだ」と力説する情熱に押し切られ、親子ほど年の違うクエンティンと“ラダーレス”というバンドを組むことに。
次第に人気を集めていくが、実はサムには喝采を浴びることができない理由があった・・・。
◆監督/ウィリアム・H・メイシー
◆出演/ビリー・クラダップ、アントン・イェルチン、フェリシティ・ハフマン、
セレーナ・ゴメス、ローレンス・フィッシュバーン、ウィリアム・H・メイシー、ほか
※当日割引券(チラシ)またはこのページをプリントアウトし、ご持参の方は200円引き。
(モバイル画面の提示でも割引いたします)
※割引券1枚につき、5名様まで割引いたします。(2015.6月の名画劇場のみ有効)
※満席の場合はご入場をお断りする場合があります。
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