No.353 サンシティ名画劇場「そして父になる」
6年間育てた息子は、他人の子でした。 愛した息子を、“交換”できますか?
日 時 |
2014年4月25日(金)
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26日(土)
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本編時間 |
2時間00分 |
会 場 |
小ホール |
出 演 |
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料 金 |
1,000円 |
●公式サイトURL http://soshitechichininaru.gaga.ne.jp/
●公益財団法人越谷市施設管理公社
第66回 カンヌ国際映画祭審査員賞受賞
6年間育てた息子は、病院で取り違えられた他人の子だった。
家族に起きた〈事件〉を通して、その愛と絆を描いた衝撃の感動作。
6歳になる息子は、病院で取り違えられた他人の子だった。人生で勝ち続けてきたエリートの男に、突然降りかかった“事件”。実の子か育ての子か、迫られる無情な“選択”。「血のつながりとは、家族とはいったい何?」と、魂に深く問う、衝撃の物語が幕を開ける。
本作は2013年5月、第66回カンヌ国際映画祭コンペティション部門という最高の舞台で初披露、10分以上に渡る熱烈なスタンディングオベーションを受け、審査員賞を受賞した。審査委員長スティーブン・スピルバーグは初めて観たときから本作が賞に値するという確信は揺るがなかったと語り、ニコール・キッドマンは後半1時間涙が止まらなかったという。
主人公には、絶大な人気を誇る福山雅治。初の父親役にして、人生で初めて壁にぶつかり葛藤する男という難役に挑んだ決意の一作だ。彼の妻には尾野真千子、相手方の夫婦に真木よう子とリリー・フランキーと、実力派が共演。
監督は世界が新作を心待ちにしている是枝裕和。
それぞれの形で、6年の歳月を抱きしめるふたつの家族。果たして新たな絆は生まれるのか?事件の行方を追いながら、いつしか観客は物語の内側に入り込み、主人公たちと共に考え、苦悩する。そして観た者の心の中で、彼らの人生は続いていく。忘れることなど決して出来ない、強く優しい感動と共に──。
息子を取り違えられた二つの家族。
血のつながりか、共に過ごした時間か。突き付けられる慟哭の選択。
Story
大手建設会社に勤め、都心の高級マンションで妻と息子と暮らす野々宮良太(福山雅治)。
ある日、産院からの電話で、6歳になる息子が取り違えられた他人の子だと判明する。妻のみどり(尾野真千子)は気づかなかった自分を責め、一方良太は、優しすぎる息子に抱いていた不満の意味を知る。良太は、相手方の家族と戸惑いながらも交流を始めるが、群馬で小さな電気店を営む斎木雄大(リリー・フランキー)とゆかり(真木よう子)夫婦の粗野な言動が気に入らない。過去の取り違え事件では100%血のつながりをとるというが、息子に一心な愛情を注いできたみどりと、温かでにぎやかな家庭を築いてきた斎木夫婦は、育てた子を手放すことに苦しむ。早い方がいいという良太の意見で、ついに“交換”が決まるが、そこから、良太の本当の“父”としての葛藤が始まる──。
◆監督・脚本・編集/是枝裕和
◆出演/福山雅治・尾野真千子・真木よう子、リリー・フランキー ほか
※当日割引券(チラシ)またはこのページをプリントアウトし、ご持参の方は200円引き。
(モバイル画面の提示でも割引いたします)
※割引券1枚につき、5名様まで割引いたします。(2014.4月の名画劇場のみ有効)
※満席の場合はご入場をお断りする場合があります。
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