No.340 サンシティ名画劇場「北のカナリアたち」

No.340  サンシティ名画劇場「北のカナリアたち」

吉永小百合主演最新作!! 湊かなえの衝撃作を、日本映画最高峰のキャスト・スタッフが紡ぐ

日 時

2013年3月22日(金) ・ 23日(土)
 10:00/14:00/18:30

本編時間

2時間02分

会 場

小ホール

出 演

料 金

1,000円
割引券持参800円

公式サイトURL http://www.kitanocanaria.jp/


先生が島を追われた日、私達は歌を捨てた。
 
20年ぶりの再会。それは衝撃と感動への序曲。
 
 日本映画に新たな歴史を刻む、大型プロジェクト。東映創立60周年記念作品として製作される『北のカナリアたち』。
北海道の小さな島の分校の教師と6人の生徒たち。響き渡る子供たちの歌声は島の人々の心を癒していた。そんな時に起きてしまったあの事故―。
20年後、ある事件を機に先生と生徒たちが再会し、今 まで心の奥に凍てついていた"真実"が溶けるように明かされていく。
 主演には日本を代表する映画女優・吉永小百合。ある事故をきっかけに苦しみを抱え続けた教師・川島はるを、圧倒的な存在感で演じている。はるの夫役に柴田恭兵、島に赴任してくる警察官役に仲村トオル、はるの父親役に里見浩太朗と錚々たる俳優陣が並ぶ。さらに教え子たちの20年後を演じるのは、時代を 牽引する実力派俳優、森山未來、満島ひかり、勝地涼、宮﨑あおい、小池栄子、松田龍平。
 監督は『顔』や『大鹿村騒動記』などで、人間の内面を緻密に描いてきた名手・阪本順治。撮影は『劔岳 点の記』では監督を務めた名キャメラマン・木村大作。そして「告白」のヒットが記憶に新しい湊かなえの「往復書簡」(幻冬舎刊) に収録された「二十年後の宿題」を原案に、『北の零年』の那須真知子が脚本を手がけ、上質な物語が展開されていく。
 大作に相応しい、オールスターキャストと日本映画最高峰のスタッフ、そして心揺さぶられる物語に是非ご期待下さい。
 

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はじまりは20年前の事故だった。
「あの日、先生は途中でいなくなりましたね。              
               どこに行っていたんですか。」
 
Story
 
 北海道の離島に降り立った小学校教師、川島はる(吉永小百合)。夫・行夫(柴田恭兵)と共に赴任してきた彼女が受け持つことになったのは6人の生徒たちだった。
 彼らの歌の才能に気付いたはるは、合唱を通してその心を明るく照らしていく。大自然に響き渡るその歌声は、島の人々の心も優しく包み込んでいった。そんな時、心に傷を抱えた警察官・阿部(仲村トオル)が島へやってくる。人知れず悩みを持っていたはるは、陰のある阿部と自分を重ねるかのように心動かされていく。
ある夏の日、生徒たちと行ったバーベキューで、悲しい事故が一同を襲う。子供たちは心に深い傷を負い、はるは、心配する父(里見浩太朗)を一人置いて、追われるように島を出ることになる。しかし、島を離れた後も心に残るのは6人の生徒たちのことだった。
 20年後、東京で図書館司書として暮らすはるに生徒の一人が起こした事件の知らせが届く。
「なぜ、あの子が……」真相を知るため、はるは6人の生徒たち(森山未來、満島ひかり、勝地涼、宮﨑あおい、小池栄子、松田龍平)との再会を心に決め、北へ向かう。
久しぶりに再会した彼らの口から語られるのは、20年間言えずにいた想いだった。それぞれが抱えていた後悔が大きな傷となり、今も心に残っていることを知ったはる。そして自身もまた、心に閉じ込めていた想いを6人に明かすのだった。
 明らかになる真実が止まっていた時間を氷解し、物語は感動のクライマックスへ動き出す。
 
 
脚本
阪本順治
 
原案
湊かなえ『往復書簡』(幻冬舎文庫
 
◆出演
吉永小百合  柴田恭平 仲村トオル  里見浩太朗  
森山未来 満島ひかり 勝地 涼 宮崎あおい小池栄子 松田龍平 ほか
 
 
※当日割引券(チラシ)またはこのページをプリントアウトし、ご持参の方は200円引き
 (モバイル画面の提示でも割引いたします)
※割引券1枚につき、5名様まで割引いたします。(2013.3月の名画劇場のみ有効)
※満席の場合はご入場をお断りする場合があります。