No.410 サンシティ名画劇場「焼肉ドラゴン」
高度経済成長に浮かれる時代の片隅で、小さな焼肉店「焼肉ドラゴン」は、騒がしい常連客たちでいつも賑わい、ささいなことで、泣いたり笑ったり―。そんな強い絆で結ばれた彼らにも、次第に時代の波が押し寄せてくる―。大きな時代の波に翻弄されながらも、強く逞しく生きる家族たち、今を生きる全ての人へ贈る、感動の物語。
日 時 |
2019年1月25日(金)
・
26日(土)
|
本編時間 |
2時間6分 |
会 場 |
小ホール |
出 演 |
|
料 金 |
1,000円 |
●公式サイトURL http://yakinikudragon.com
●公益財団法人越谷市施設管理公社
鄭義信作・演出による舞台「焼肉ドラゴン」は朝日舞台芸術賞グランプリ、読売演劇大賞および最優秀作品賞など数々の演劇賞を受賞。熱狂的な支持を受け、2011年・2016年と再演を重ね、多くのファンを魅了しました。そんな演劇界では一流の演出家であり、映画会では『月はどっちに出ている』『血と骨』などで脚本家としても名高い鄭義信が本作では初監督に挑みます。
そして、長女・静花役に真木よう子、次女・梨花役に井上真央、三女・美花役に桜庭ななみと美人三姉妹が揃い、静花への想いを秘めたまま梨花と結婚する男性・哲男に大泉洋など日本映画界を代表する豪華キャストが集結。さらに、キム・サンホ、イ・ジョンウンら韓国の名優が我が子や店に集う騒がしい客たちを、いつも温かなまなざしで優しく包みます。
「小さな焼肉屋の、大きな歴史を描きたい」と語る監督の言葉通り、70年代の時代の記憶、ぬくもりが鮮明に蘇り、明日を生きるエネルギーで溢れる人生謳歌の物語に仕上がりました。
万国博覧会が催された1970年(昭和45年)。高度経済成長に浮かれる時代の片隅。
関西の地方都市の一角で、小さな焼肉店「焼肉ドラゴン」を営む亭主・龍吉と妻・英順は、静花、梨花、美花の三姉妹と一人息子・時生の6人暮らし。失くした故郷、戦争で奪われた左腕。つらい過去は消して消えないけれど、“たとえ昨日がどんなでも、明日はきっとええ日になる”それが龍吉のいつもの口癖だった。
そして店の中は、静花の幼馴染・哲男など騒がしい常連客たちでいつも賑わい、ささいなことで、泣いたり笑ったり—。
そんな何が起きても強い絆で結ばれた「焼肉ドラゴン」にも、次第に時代の波が押し寄せてくるのだった―。
監督・脚本/鄭義信(原作:戯曲「焼肉ドラゴン」)
出演/真木よう子、井上真央、大泉洋、桜庭ななみ、大谷亮平、イ・ジョンウン、キム・サンホ 他
ツイート