川久保賜紀ヴァイオリン・リサイタル

川久保賜紀ヴァイオリン・リサイタル

叙情と情熱が織り成す、美しきヴィルトゥオーゾ!

日 時

2015年5月9日(土)
 14:00

会 場

小ホール

出 演

川久保賜紀(ヴァイオリン)・江口玲(ピアノ)・岡部真一郎(お話・構成)

料 金

全席指定 一般3,300円・学生1,650円
※未就学児童の入場はできません。
※休憩時にコーヒー・紅茶等をサービスいたします。

公式サイトURL http://www.tamaki-kawakubo.com/

公益財団法人越谷市施設管理公社


 

 

素敵な音楽とともに過ごすひととき・・・

 

第154回サンシティクラシック・ティータイムコンサート

 

チャイコフスキー国際コンクール最高位入賞以来

 

日本とベルリンを拠点に活躍する国際派ヴァイオリニスト!

 

【プログラム】

クライスラー:プレリュードとアレグロ

    美しきロスマリン

 中国の太鼓

ベートーヴェン:ヴァイオリンソナタ第5番作品24「春」

武満徹:妖精の距離

※曲目は変更になる場合がございます。

 

 

 

《 川久保 賜紀/Tamaki Kawakubo 》
TamakiKawakubo.jpgのサムネイル画像
 
 2002年チャイコフスキー国際コンクール最高位入賞(1位なしの2位)。同時に、ロシア作曲家協会による「現代音楽の優れた演奏に対する特別賞」受賞。2001年サラサーテ国際ヴァイオリン・コンクール優勝。2004年、出光音楽賞を受賞。2007年S&R財団ワシントン・アワード賞受賞。
 5歳の時にヴァイオリンを始める。R.リプセット、D.ディレイ、川崎雅夫、Z.ブロンの各氏に師事。ロサンジェルス・フィル、デトロイト響、ヒューストン響、シンシナティ響、ボルティモア響、サンフランシスコ響、クリーヴランド管など主要な北米オーケストラと共演し、幼少時より豊富なステージ経験を積む。ラヴィニア音楽祭では、芸術監督エッシェンバッハと共演し、“エッシェンバッハの躍動感あるピアニズムに彼女は常に音楽的に音をぴったりと合わせ、すばらしい落ち着きと自信を持って演奏した/シカゴ・トリビューン紙”と評された。更に、ファビオ・ルイジ指揮ライプツィヒ放響、サンクトペテルブルグ響ほか、リトアニア、ドイツ、スウェーデン、イタリアなど、ヨーロッパに活躍の場を広げる。
 日本へは97年、チョン・ミョンフン指揮アジア・フィルのソリストとして初来日。同年、ニューヨークのモーストリー・モーツァルト・フェスティバル・オーケストラとのツアーで再来日し、その年の演奏活動に対して、リンカーンセンターより、エヴリー・フィッシャー賞を受賞。以後、定期的に来日して、日本の主要オーケストラと共演を重ねる他、インバル指揮ベルリン響、K.ヤルヴィ指揮ウィーン・トーンキュンストラー管、フェドセーエフ指揮モスクワ放響、プレトニョフ指揮ロシア・ナショナル管などの日本公演のソリストに迎えられ、高度な技術と作品の品位を尊ぶ深い音楽性に高い評価を得ている。
 2010年、ドイツ国内10都市において、ヴィヴァルディ:四季・コンサートツアーを行なう。近年はワシントンや淡路島で自ら企画するコンサートを行うなど、コンサート・プロデューサーとしての才能も発揮している。
CDはエイベックス・クラシックスより2004年協奏曲によるデビュー・アルバムをリリース。セカンドアルバム「リサイタル!」は『レコード芸術』の特選盤に選ばれ、09年リリース「ヴィヴァルディ:四季」は、SUZUKI「ジムニー」のテレビCMに使われて話題となる。室内楽にも積極的に取り組み、遠藤真理、三浦友理枝とのトリオ「RAVEL」をリリース。最新CDは「ライブ・イン・ワシントン」。
使用楽器は、1779年製ジョヴァンニ・バティスタ・グァダニーニ(S&R財団貸与)。ベルリン在住。
 
◆川久保賜紀オフィシャル・ウェブ・サイト http://www.tamaki-kawakubo.com/
 
 
《 江口 玲/Akira Eguchi 》
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 「非凡なる芸術性、円熟、知性」(ニューヨーク・タイムズ紙)と評される江口 玲はソリスト、室内楽奏者、チェンバロ奏者、そして伴奏者として世界中の聴衆と批評家たちを魅了してきた。
 ニューヨーク・タイムズ紙からは「流暢かつ清廉なるピアニスト」と賞賛され、これまでにカーネギーホール、92丁目のYMHA、ワシントンDCのケネディーセンター、ウィーンのムジークフェライン、ロンドンのバービカンセンター、パリのシャンゼリゼ劇場等でも演奏している。その抜きんでた演奏は、ホワイトハウスにて故アイザック・スターン氏によりクリントン大統領に紹介され、また東京の浜離宮朝日ホールでの演奏会には天皇皇后両陛下もご臨席された。アメリカ、アジア、ヨーロッパ諸国等、今まで演奏で訪れた国は25カ国に及ぶ。室内楽の分野でも、ギル・シャハム、竹澤恭子、諏訪内晶子、アン・アキコ・マイヤース等、数多くのヴァイオリニスト達から絶大なる信頼を得て、共演を重ねている。
 レコーディングにおける活躍も目覚ましく、ドイツグラモフォン、フィリップス、DENON、IDVC、マーキークラシックス、ビクター、ヴァンガード、BMG、佼成出版、NYS CLASSICS等から30枚以上のCDが出ている。 2002年春にNYS CLASSICSより発売されたソロアルバム、「Dear America,」はレコード芸術から特選盤に選ばれ、「極上のエンターテイメント」「ガーシュインの霊が乗り移ったかのよう」と評された。また、2枚目のアルバム、「巨匠たちの伝説」はカーネギーホールオープン時にステージ上にあった1887年製のピアノを使用し、カーネギーホールで録音された。2009年7月には過去の浜離宮朝日ホールでの4回にわたるリサイタルから抜粋された「ライヴ!ソナタ集」と「ライヴ!小品集」が発売され、続く「Dear Chopin」、最新盤である「リスト/巡礼の年第二年 “イタリア”」も同じく特選盤に選出され、2009年以降5枚連続選出の快挙となった。
 東京に生まれ、東京藝大附属音楽高校を経て東京芸術大学音楽学部作曲科を卒業、その後同校にて助手を務めた後、ジュリアード音楽院のピアノ科大学院修士課程、及びプロフェッショナルスタディーを修了。ピアノをハーバート ステッシン、外山準、金沢明子、伴奏法を故サミュエル サンダース、作曲を佐藤眞、北村昭、物部一郎の各氏に師事。2011年5月までニューヨーク市立大学ブルックリン校にて教鞭を執る。2006年より洗足学園音楽大学大学院の客員教授を務める他、2011年4月より東京藝術大学ピアノ科の准教授に就任。現在もニューヨークと日本を行き来して演奏活動を行っている。 
 
 ◆江口玲オフィシャル・ウェブ・サイト www.akiraeguchi.com